名義変更に必要な経費
自動車の名義変更に必要な経費には、主に登録印紙代金、ナンバープレート代金、自動車所得税金が挙げられます。
上記以外にも条件によって必要になる経費もでてきます。
まず、名義変更に必要な書類を揃える際に、車庫証明紙代、保管場所使用承諾証明書の取得費用が必要になります。
また、車庫証明書や名義変更を代行を通じて手続きされる場合には代行料金や、書類作成や申請等、専門家への報酬が発生します。
自動車の種類によっては、名義変更の手続きに必要な経費の金額が異なってきますので、名義変更の手続きをされる前にあらかじめ大まかに必要経費の金額を計算して、ゆとりある金額を持参されることをお薦めします。
車庫証明とナンバープレート
まず、名義変更手続きに必要となる車庫証明取得の時点で検査登録印紙代が500円、車庫証明証紙代がおよそ2,600円位必要になります。
また、管轄転入などによりナンバーが変更になる場合に必要な経費であるナンバープレート代として支払う金額は、地域とナンバープレートの種類によって異なります。
東京都の例を参照すると以下の金額に設定されているようです。
- ペイント式普通ナンバー・・・約1,440円
- ペイント式希望ナンバー・・・約4,100円
- 字光式普通ナンバー・・・約2,840円
- 字光式希望ナンバー・・・約5,300円
なお、ナンバープレートが字光式の場合には、土台の装置も必要になりますので注意が必要です。
自動車取得税
自動車取得税とは、例えば、普通自動車や軽自動車を購入したといった、自動車を取得した場合に自動車の所有者に課税される地方税(都道府県税)を指します。
自動車所得税が課税される対象者が、自動車の所有者となった場合であることから、名義変更手続きで、新しく自動車の所有者となった場合にも自動車所得税を支払う義務が発生してくることになります。
自動車所得税は、地方税であることもあり、地域によって支払う自動車所得税の金額は異なりますが、おおよその目安として、普通自動車では、自動車の所得価格の5%、また、軽自動車の場合は、自動車の所得価格の3%程度であるといわれています。
自動車の取得価額に含まれる装備品は、エアコン・ラジオ・ステレオなどといった、一般的に自動車の標準装備となっている装備品が挙げられます。
もし、自動車を無償もしくは格安な値段で取得した場合などは、通常の取引価格が取得価額となります。
また、自動車の取得価額が50万円以下の場合は免税となりますので、あらかじめ名義変更の手続きを行う自動車について調べておくことをお薦めします。